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抽象的な概念を巡る定義や論争などは

抽象的な概念を巡る定義や論争などは、証拠によって決着を着けたり、万人が合意するような立場に辿りつける可能性が薄く(あるいはそのような可能性が皆無で)、結論が出ないままに延々と議論だけが続く、非生産的な学問であるとの見方もある。神の存在証明を巡る中世のスコラ哲学などは、その典型であったといえよう(もっとも、証明方法の洗練によって、論理学の発展にはかなり貢献した)。

また、大学の哲学教員など現代の職業哲学者の従事する学問としての哲学は理性と言語による思考に特化しており必ずしも詩や宗教などと密接に結びついているわけではない。これに関して理性や言語による思考には限界や欠陥があり、人間の豊かな感性、感情を見落としがちであり哲学は学問分野としてそのような本質的限界、欠陥を抱え込んだ分野であると批判されることもある[16]。
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また、理性や言語を重んじる価値観は近代以降の西洋の諸文化に特徴的なものであると見做して攻撃する立場もある。既存の哲学が「西洋哲学」中心であることや、習慣などに埋め込まれて存在していて言語化されたり、理性的な吟味の対象にならない思想を哲学の一種として扱わない傾向にあることなどを、そのような価値観の表れと考え、問題視する立場もある。

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2009年07月30日 03:54に投稿されたエントリーのページです。

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